menu

あさりもイシダイの大好物!

4_2018030714252298e.jpg

春のイシダイといえば赤貝。
しかし、昨年あたりから九州でも入手が難しくなってきました。
4月に男女群島に行ったときも「直前まで入手できるかわからない」といわれ、
万一を考えてサザエやガンガゼ、カニなどを手配しました。
幸い、前日になって赤貝が手に入ることがわかったので
20数人分は確保できましたが、けっこうきわどい状況でした。
また、その後も「無い無い」とあちこちで赤貝不足を耳にして
一部では真剣なエサ不足となったようです。

赤貝やガンガゼ以外にイシダイが好むエサは
ご存知ヤドカリがありますが、これまた入手するのが非常に難しいシロモノ。
漁師さんと契約して1個いくら・・・という形で買っていた時期もありますが
すぐ死ぬのでリスクも大。

クソガニ(アシハラガニ)を獲ってきて飼育するまではできますが
臭いが半端じゃなく、さらに秋を過ぎると殻が非常に軟らかくなり
ハリから落ちやすくなってしまいます。

一方、今回から販売に踏み切ったあさりは、
赤貝が登場する前はよく使われていたポピュラーなエサです。
当時は生のムキミを糸でぐるぐる巻きにして、上から貝殻で包むという方法でした。
これだと一発でイシダイが食い込む好エサでしたが
いかんせん手間がかかることと、年々あさりが小さくなり
手軽に使えてよく釣れる赤貝へと移行していきました。

「石鯛用ツケエ 大粒あさり」は、
中国産の直径3~4㎝のあさりをムキミにしてボイルし、
さらに身が硬くなるようにマル秘のものを添加。
赤貝の生より硬く、塩締めより軟らかいという感じに仕上がっています。

もちろん、そのままでも十分使えますが
私は↓のようにしています。
DSC_2183.jpg
赤貝のムキミの塩締めです。1年前のだから変色しています(;'∀')

DSC_2184.jpg
これに解凍したあさりを入れて箸で混ぜ込みます!

つまり、あさりに赤貝のエキスを含ませたものです。
ちなみに一昼夜漬け込んで冷凍すると
かなりに硬さになります。

そしてハリに掛けたところです。
うまそうで釣れそうでしょ!(*^^)v
DSC_2185.jpg

急な出撃に備えてお家の冷凍庫で確保しておきましょう。