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イシガキを釣ろう!

先週末のイベント「秋の石鯛祭り」も雨模様、
今週末も雨・・おまけに台風まで襲来。
せっかく秋磯全開だというのに、まったく困った天気です((+_+))

ところで、秋といえばイシダイもですが、イシガキの全盛期でもあります。
昨年の秋は五島西海岸で釣っても釣ってもイシガキという、爆釣(?)を味わいました。
イシガキも50㎝近くになるとパワーは本イシより上に感じ
浮いてくるまで「本イシの60㎝クラスか???」とよく騙されます。

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30㎝に満たない小型のイシガキが次から次に当たってくると
さすがに楽しくなくなりますが、そこそこのサイズであれば
仮に本イシが釣れなくても十分遊ぶことはできます。

とくに食味の点では、ご存知のようにコリコリとした歯ごたえが最高で
本イシより断然上!!!!(^^)!
一時期はシガテラ中毒が叫ばれましたが、サンゴ礁海域でカニを食した
イシガキを食べない限りは、とくに問題はないといわれ
魚屋さんでもちゃんと売られるようになりました。

しかし、引きよし、味よしのイシガキを嫌う傾向は少なくなく
好んでイシガキを釣る人はごく少数のようです。

自分自身もやはり本イシに魅力を感じる一人ですが
先日、磯でこけた日のこと。
回収に来た船には十数人のルアーマンの姿が。
岸壁についてもルアーマンだらけで、上物底物含めて
磯釣り師はわずか数人・・以前は「磯釣り道場」と呼ばれていた
釣り場だというのに。

5月に男女群島に行ったときも、同船者の半分以上はルアーマン。
「ここまで変わったのか!」とわが目を疑うほどでした。

帰り際、馴染みの船長と話をすると「ルアー客が来てくれなかったら
この先どうなっていたかわからない・・・」ということでした。
これは男女群島行きの瀬渡し船でも同じことを聞いたことがあります。

なぜ、磯釣り人口は激減したのでしょう???
いろいろ要因はあると思いますが、昔から変わらないスタイルの釣りは
若い世代に受け入れられないから、それが大きいと思います。

本当に本当に、このままでは磯釣りはどんどん減少します。
ここで食い止めないと、渡船、釣具店、そして我々メーカーも
近い将来枯渇するでしょう。

そのためには新しい磯釣りのスタイルを提唱するしかありません。

Mr.Ishidaiでは、それを踏まえてあえてイシガキにスポットと当てた
WHITE LABELをスタートさせます。

イシダイ釣りのハードルを下げ、誰もが楽しめる釣りを提案する。
それが、われわれに課せられた使命だと感じております。

VIVA ISHIGAKI