ツインブランチの話
こんにちは!
6月1日、新しく「ツインブランチ」を発売しました。

ブランチの中=(正確にはφ2.6)と、小=(φ2.0)をくっつけただけという
至ってシンプルなストリンガーパーツなのですが
実は、これが完成するまでになんと3年以上もかかってしまいました。
では、本日はその開発秘話を。
ちょっと説明が難しくて、わかる方はわかると思いますが
そうでない方はチンプンカンプンかも???
チェーン式のストリンガーは、Mr.Ishidaiが推奨している方法は
釣り上げたイシダイにストリンガーワイヤーを通したら
あらかじめブランチに取り付けているキーパーリングに接続し
その後でブランチをチェーンに掛ける、というスタイルです。

↑これがキーパーリングを使った接続です

↑実際に使っているところです
キーパーリング以外ではNEWレッドストリンガー用の「ロープブランチ」もあります。
こちらはφ6のロープをブランチに編み込み、ロープにストリンガーワイヤーを
通して“殺し”を入れ、やはりブランチをチェーンに掛けて使います。

↑ロープブランチです。大型でも逃げないと定評があります。
そして今年、ブランチはイシダイが逃げやすい!という問題に
取り組んで完成させたのが「ブランチストッパー」。
くるくる回すだけでブランチをロックさせることができ
今までのようにイシダイがブランチから外れる、ということがなくなりました。

↑ブランチストッパーを取り付けた写真です。コイル式なので簡単にロックできます
と、ここまでついてきてますかあ?
いろんなストリンガーパーツが出てきてややこしいと思いますが
もう少しお付き合いくださいね!
さて、ブランチストッパーはスグレモノなのですが、これだとチェーンに
どうやって接続するか?という問題が出てきます。
チェーンを使わずにロープのみだと、ブランチの反対側のスイベル部分を
ロープに通せば使えないことはありませんが、使い勝手は悪くなります。
そこで最初からブランチがセットされたタイプが考えられます。
Mr.Ishidaiも最近まで「ストリンガーポーション」というタイプを出していました。

↑ロープの下部にリングを付け、ブランチを3本通して溶接したポーションです
これと似たようなもので、あらかじめチェーンにブランチが取り付けられているタイプも
発売を考えましたが、実は・・・この手にはある弱点があることに気づきました。
たぶん実際に使ったことがある人は「ははん!」と気づかれていると思いますが
このタイプのストリンガーは最初の1枚はOKなのですが
2枚目以降を掛けるとき、かなり気を付けないとイシダイを逃がしてしまうことがあるのです。
というのも、2枚目以降の場合、すでに海中に活かしているイシダイを一度磯に上げ、
空いているブランチにワイヤーを掛けるわけですが
その際に釣り上げたばかりのイシダイを、ロープをたぐっている最中
どこかに置いておくか、片手にストリンガーワイヤーを持ち、
もう片方の手でロープをたぐって海中のストリンガーを引き上げなくてはなりません。
しかし、足場が悪い磯だったり、釣り座から離れたところにストリンガーを
吊るしておいた場合、ちょっとしたミスから釣り上げたばかりのイシダイを
落としてしまうことがあるのです。

↑釣り上げてストリンガーワイヤーを通すまではいいが、ブランチ本体がチェーンやリングに
接続されていると、このままの状態でロープを海中から引き上げなければならない。
ちょっとバタバタすると、はい!さよなら・・・となりかねない危険な状況
いいですか?!
どんなときでも釣り上げたイシダイにストリンガーワイヤーを通しただけではダメなのです。
そのすぐ後に、逃げないようにブランチで固定する必要があるのです。
つまり、チューンやリングにブランチを取り付けておくタイプより
先にワイヤーとブランチでロックさせ、それからチェーンに掛けると
安全度は確実にアップします。
もし足場の悪い磯であれば、イシダイの口に先にはブランチがあるので
そこを足で踏んでおけば、両手でロープをたぐり寄せられます。
また、ロープを結んでいるハーケンに、一時的にイシダイを接続したブランチを掛け
同じように両手でロープをたぐり上げるとこもできます。
これらのことを踏まえて作ったのが今回のツインブランチです。
ストリンガーワイヤーと一緒に救命具のポケットに入れておき、
イシダイが釣れたらワイヤーを通し、ツインブランチに接続。
あとはロープのチェーンの部分に、片方のブランチを掛けるだけ。
2枚目、3枚目、5枚、10枚(さすがにオーバーですね)・・・と
どれだけイシダイが釣れてもスムーズにキープできます。
以上、ツインブランチについてのうんちくでした!
6月1日、新しく「ツインブランチ」を発売しました。

ブランチの中=(正確にはφ2.6)と、小=(φ2.0)をくっつけただけという
至ってシンプルなストリンガーパーツなのですが
実は、これが完成するまでになんと3年以上もかかってしまいました。
では、本日はその開発秘話を。
ちょっと説明が難しくて、わかる方はわかると思いますが
そうでない方はチンプンカンプンかも???
チェーン式のストリンガーは、Mr.Ishidaiが推奨している方法は
釣り上げたイシダイにストリンガーワイヤーを通したら
あらかじめブランチに取り付けているキーパーリングに接続し
その後でブランチをチェーンに掛ける、というスタイルです。

↑これがキーパーリングを使った接続です

↑実際に使っているところです
キーパーリング以外ではNEWレッドストリンガー用の「ロープブランチ」もあります。
こちらはφ6のロープをブランチに編み込み、ロープにストリンガーワイヤーを
通して“殺し”を入れ、やはりブランチをチェーンに掛けて使います。

↑ロープブランチです。大型でも逃げないと定評があります。
そして今年、ブランチはイシダイが逃げやすい!という問題に
取り組んで完成させたのが「ブランチストッパー」。
くるくる回すだけでブランチをロックさせることができ
今までのようにイシダイがブランチから外れる、ということがなくなりました。

↑ブランチストッパーを取り付けた写真です。コイル式なので簡単にロックできます
と、ここまでついてきてますかあ?
いろんなストリンガーパーツが出てきてややこしいと思いますが
もう少しお付き合いくださいね!
さて、ブランチストッパーはスグレモノなのですが、これだとチェーンに
どうやって接続するか?という問題が出てきます。
チェーンを使わずにロープのみだと、ブランチの反対側のスイベル部分を
ロープに通せば使えないことはありませんが、使い勝手は悪くなります。
そこで最初からブランチがセットされたタイプが考えられます。
Mr.Ishidaiも最近まで「ストリンガーポーション」というタイプを出していました。

↑ロープの下部にリングを付け、ブランチを3本通して溶接したポーションです
これと似たようなもので、あらかじめチェーンにブランチが取り付けられているタイプも
発売を考えましたが、実は・・・この手にはある弱点があることに気づきました。
たぶん実際に使ったことがある人は「ははん!」と気づかれていると思いますが
このタイプのストリンガーは最初の1枚はOKなのですが
2枚目以降を掛けるとき、かなり気を付けないとイシダイを逃がしてしまうことがあるのです。
というのも、2枚目以降の場合、すでに海中に活かしているイシダイを一度磯に上げ、
空いているブランチにワイヤーを掛けるわけですが
その際に釣り上げたばかりのイシダイを、ロープをたぐっている最中
どこかに置いておくか、片手にストリンガーワイヤーを持ち、
もう片方の手でロープをたぐって海中のストリンガーを引き上げなくてはなりません。
しかし、足場が悪い磯だったり、釣り座から離れたところにストリンガーを
吊るしておいた場合、ちょっとしたミスから釣り上げたばかりのイシダイを
落としてしまうことがあるのです。

↑釣り上げてストリンガーワイヤーを通すまではいいが、ブランチ本体がチェーンやリングに
接続されていると、このままの状態でロープを海中から引き上げなければならない。
ちょっとバタバタすると、はい!さよなら・・・となりかねない危険な状況
いいですか?!
どんなときでも釣り上げたイシダイにストリンガーワイヤーを通しただけではダメなのです。
そのすぐ後に、逃げないようにブランチで固定する必要があるのです。
つまり、チューンやリングにブランチを取り付けておくタイプより
先にワイヤーとブランチでロックさせ、それからチェーンに掛けると
安全度は確実にアップします。
もし足場の悪い磯であれば、イシダイの口に先にはブランチがあるので
そこを足で踏んでおけば、両手でロープをたぐり寄せられます。
また、ロープを結んでいるハーケンに、一時的にイシダイを接続したブランチを掛け
同じように両手でロープをたぐり上げるとこもできます。
これらのことを踏まえて作ったのが今回のツインブランチです。
ストリンガーワイヤーと一緒に救命具のポケットに入れておき、
イシダイが釣れたらワイヤーを通し、ツインブランチに接続。
あとはロープのチェーンの部分に、片方のブランチを掛けるだけ。
2枚目、3枚目、5枚、10枚(さすがにオーバーですね)・・・と
どれだけイシダイが釣れてもスムーズにキープできます。
以上、ツインブランチについてのうんちくでした!