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行って来ました男女群島!

1年ぶりに男女群島に行って来ました。
いわずと知れた日本最後の楽園、パラダイスです。
近年はルアーでも行く人が増えたようで
磯からマグロを狙えるなんて、やはり男女は別格ですね(*^^)v

今回はMr.Ishidaiのファンクラブ(通称M.I.F.C)のみなさん
それに一般参加の人を交え、総勢18名での釣行となりました。

あじか磯釣センターのブラックヘラクレスで約3時間半、
午前4時前には夢の島に到着です。

さっそく上礁が始まりましたが、若い頃は「オレ!一番!」と
叫んで必ず最初に上がっていたものですが、さすがに50歳代の半ばを過ぎると
そんなパワーはなく、しかも今回は船酔いしたみたいでグロッキー気味。
デッキに出ては気分が悪くなって船室に戻るという繰り返し。

気が付くと船には数人しか乗っておらず、最後になってようやく磯へ。
上がったところは・・・なんと男女群島の超有名釣り場である鮫瀬。
それもクチジロの実績が高い小ザメ。
船酔いが功を奏した???のかな???

同礁メンバーは30年来の釣友であるDさんと、スタッフのKAZ平塚。
すでに夜が明けかかっていたので赤貝を用意して
明るくなって2人にポイントを教え、私は出れば一発という釣り座へ。

釣り始めてすぐ、KAZ平塚がイシガキ、本イシと連続で抜き上げ
私もタナを探っていると、前触れなく竿を引っ張るアタリ!
これは居着きの真っ黒な本イシでした。

続いてはかなりの引きを見せ、これはデカイ!と喜んでいると
水面に浮かんだのは巨大サンノシ(ニザダイ)。
それからはまったくアタリがなくなり、代わりにKAZ平塚が入れ食いモードに。
Dさんにもアタリはあるようだが、竿の角度と仕掛けの入り方が合っていないようで
ちょっとアドバイスすると、途端にギューン!
仲良くカメラに収まりました(#^^#)
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その後もアタリがあるのは大ザメ向きばかりで、これではマズイ?と
ちょっと竿を出させてもらうとカウンター7で待ってましたとばかりに
天空の剣が急降下! 縞模様が美しいイシダイが上がってきました。
P1060089.jpg

P1060088.jpg

2枚ほどこのポイントで仕留め、また元の釣り座に戻って竿を出すと
ん?モヤモヤっとした小さなアタリの後、穂先を持ち上げるアヤシイ動き。
KAZ平塚に「食い上げたアタリがきた。シロやったりして・・・」といい
仕掛けを回収するとハリスワイヤーには不気味なキンクが(≧▽≦)

ここのポイントでは過去にクチジロらしき大アタリに遭遇し
途中まで浮かせたものの、左側にある沈み瀬に回られてバラシ・・・という
苦い思い出があります。
なので、まさかとは思いながらも次の投入は慎重にして
静かにアタリを待っていると、コツンと小さくアタッたあと、一気に竿を引っ張り込みました。
しかし、ここで早アワセしてもハリが15号と小さいので
さらに突っ込ませてからアワセを入れます。

すると、それまでとは明らかに違うパワーで、KAZ平塚も
「そりゃ、もしかしてもしかするんじゃないですか?!」と
興奮しながらカメラを回している様子。
2回目の締め込みが意外と弱かったので、そう大きくはないとわかりましたが
海面に姿を現したのは紛れもないクチジロ・・・の赤ちゃん(笑)
サイズは60にも達しませんでしたが、イシガキとは違う姿は凛々しいですね。
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もともと鮫瀬は大ザメも小ザメも上げ潮が良く
下げは激流がまともにぶつかるため、過去に下げ潮で釣りになったことはありません。
ところが、今回は上げから下げに変わっても潮はトロトロと流れるだけで
仕掛けはほぼ真下に落ち着きます。
そのせいかアタリは下げ潮になっても続き
魚を散らさないように3人で交代に竿を出すと
各自がほぼ1投毎にイシダイを掛け、夕方の見回りまでに合計で30枚以上を
仕留めることができました。

P1060101.jpg

夜はいつものように船中泊とし、M.I.F.Cの久木崎会長からいただいた
薩摩黒豚のロースで晩餐。これもまた男女釣行の楽しみです。
ただ、ここでも少し船酔い気味で早々に船室へ。
こんなんで今年のイカメタルは大丈夫だろうか???(;'∀')

翌日は霧雨だったので上がるのをためらいましたが
船酔いが嫌だったので花栗のトーフへ。
ここは昨年「九州のイシダイ エピソード2 絶海の秘境に夢を追う」の撮影舞台になったポイント。

何度も竿を出したことがあるため、余裕で釣り始めると
ん?どうしたことかアタリがまったくありません。
ウツボとアカハタが来たのみで、どこを探ってもエサも取られない有様。
オモリを握っても冷たくないので水温は下がっていないのにどうしたことか???
結局、納竿まで沈黙は続き2日目は釣果ゼロ・・・ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
なんだか締まりのない釣行となってしまいました。

他の釣果は、瀬泊まりして2日目も小ザメで頑張ったKAZ平塚も
潮がまったくダメで3枚だけ。しかし大ザメは爆釣していたらしく
そこそこのクチジロも釣れたみたいでした。
また、トーフのすぐ近くにある花栗のカベでは2日目だけで13枚。
なんとも運が悪いというか、場所を間違ったというか。
それだけ上礁場所の選定は難しいということです・・・はい。



今回の釣行は内容もですが、若い人がたくさん参加してくれたのが
最大の収穫でした!
最年少はなんと20歳!!! あとは30代も多く
Mr.Ishidaiがテーマとする「イシダイ釣り師の若返り」が少しだけ
現実味を帯びてきた、そんな感じでした。

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イシダイ釣りの合間にルアーを投げたり、上物したりと
釣りは自由に楽しまないと! いかつい顔をして石鯛一筋!と
言っていては若い人はますます縁遠くなります。

その証拠に嬉しいSNSが私の元に。
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これでイイんです!
いや、せっかく男女まで遠征するんだから
逆にイシダイは片手間でもいいんです!

来年はもっと多くの人が参加してくれること期待してます。