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デカバン・・・と思いきや!

秋晴れに恵まれた11月5日、平戸宮ノ浦に釣行しました。

今回は私が30年くらい前に作った「玄海石鯛クラブ」の秋季大会。
Mr.Ishidaiをやるちょっと前に会長はM.I.F.C理事の牧野くんにバトンタッチし
現在は、たまに大会や例会に顧問として顔を出させていただいています。

午前6時前に会長から大会要項の説明を受け、2隻に分乗して出港。
私は最初に高島のイン瀬に上げてもらいました。
ここは宮ノ浦港から一番近い磯になり、湾内というイメージが漂う釣り場。
しかし、イシダイは過去に60クラスが何枚も出ていて、前々から一度上礁してみたいと思っていたところ。

磯に上がると意外と足場も良く、事前に聞いていた釣り座とおぼしきところにピトンをセット。
タックルは天空の剣490MH、HERO20号、瀬ズレ37番、テンビンは最近よく使う
コイルテンビンとWクッションゴムをプラスしたものとしました。
ハリはがっちり仕掛けの16号、オモリは35号。

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潮はゆっくり上げ潮が左右から差し込んできて雰囲気は上々。
しかし、何度打ち返してもエサがたまにかじられるだけ。
磯で採取したジンガサだと瞬殺だが、ガンガゼへの反応は鈍い。

そこで発売したばかりのハイパースコップでガンガゼを潰して竿出し方向の左側に撒く。
こうすると左から差し込んできた潮がマキエを沖へと拡散し
なんとか魚信を呼び込んでくれそう。

納竿が午後2時なので、残り2時間分だけを残して
あとはすべてマキエにしてパラパラと入れ続けると
やっと小さなアタリがでました。
と思った次の瞬間、ピトンごと引っ張り込むような大アタリが!!!

やった!これは確実に60オーバー!と喜んで天空の剣を手にすると
あれれ・・・リールのドラグが滑ってラインが真沖に走り出したではないですか!
こんな引きはイシダイじゃない・・・アオブー? いやマダイ。。。

案の定、3~4分ほど引きずり回された挙句に浮いてきたのは
でっかいマダイ・・・(-_-;) 
他魚の部があったかわかりませんが、一応ストリンガーに通して活かしておきます。

DSC_0789-2.jpg
マダイとはいえ80㎝に達するとパワーは半端じゃなかった。
浅い釣り場なので浮いてからもなかなか弱らず引き味だけは楽しめました・・・


DSC_0797-2.jpg

今回のマダイは天空の剣を極限まで絞り込む良い機会でした。
一端は魚の走りにノサレそうになるが、途中から粘り腰をみせ
竿を立てておくだけが魚が寄ってくる、そんな感じ。
また、浮かせたマダイを磯の低い部分の素早く誘導でき
単身でも問題なく取り込めることを改めて実証できました。

DSC_0799-2.jpg

帰港するとM.I.F.C西九州支部の西川さんが64㎝を釣っていて見事優勝。
さらにイシダイ釣り歴わずか4回目の新人・森方くんが57.5㎝を釣り上げ2位に。
ちなみに森方くんは、あの森方名人の親戚だそうで
自分のおじいちゃんが森方名人と兄弟とか。
血筋の良さが今後も見せつけてくれそうで楽しみです。

今回は残念ながら自分はイシダイを釣ることができませんでしたが
イシダイ釣りの仲間との釣行はやはりいいもの。
笑いの絶えない素敵な時間をおくることができた一日でした。