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荷物の個数とポイント選定

ショールーム「石乃舎」をオープンして2週間。
島根、大阪、鹿児島など遠方からのお客様も来店され
土日は石鯛談義に花が咲いています。

そんな中、意外に多いのが石鯛釣りの日が浅い方のご来店。
みなさん単独で釣行されているそうで、分からないことだらけとか。
しかも、聞きたくてもどこで聞けばいいのか・・・
今は釣り雑誌もなくなり、唯一YouTubeで見るくらいしか
ノウハウは学べない、ということのようです。

そこで「なかなか敷居が高い」とおっしゃりながら
石乃舎へご来店(敷居は数㎝くらいしかないのですが・・・)。
当然、いろんな質問をされます。

内容はいろいろありますが、本日は2つのお題を書いてみたいと思います。
まず1つは「荷物の量」について。

石鯛釣りはロッドケースと磯バッグだけという認識を持たれているようですが
実際にはピトンやストリンガー等を入れるバッカン、エサ入れ用のバッカン、
さらにはクーラーと4~5個口になることがほとんどで
最近は動画用のカメラを収納したウォータープルーフバッグや
三脚なども持参するため、6~7個口になることも珍しくありません。

もちろん小さな独立礁に上がるときは、竿1本にエサが入ったバッカンだけ
というコンパクトさも求められますが・・・

なので、「遠慮しないで持っていきましょう」というのが私の答え。
もっとも自宅から釣り場まで20~30分で行けるという好環境であれば
こんな引っ越しみたいな大荷物は要らないと思いますが
片道3~4時間かかる釣り場に行くとなると、4~5個は当たり前と思います。

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写真↑は男女群島に釣行したときのものですが(2人分)
これでも少ない方です。


さてお次は「ポイント」について。
中遠投釣りで狙う場合、どこに的を絞ればいいのですか?というお題です。

手っ取り早くいうと「アタリがあるところ」。
事前のデータで「40m付近が狙い目」というのがあったとしても
数投してアタリがなければ、さらに10m先、20m先を探ったり
反対に20m、30mと手前へ仕掛けを引っ張ってくることもあります。

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このとき、慣れない人は“根掛かり”が連発すると
次第に億劫になり、手返しのインターバルが長くなってしまいがち。
しかし、それでは石鯛との距離は縮まらず
諦めずに攻め続けることです。

釣れるときは、意外に根掛かりってしないもの。
つまり「おっ、急に根掛かりしなくなったな」と感じたときは
良い潮が差し込んできた、と捉え、気を引き締めてやってみましょう。

いきなりドカン!と来ることも少なくありません。

さあ、いよいよ秋磯のシーズンです。
迷える方は遠慮なく「石乃舎」へお越しください。
心よりお待ちしております。