浅い場所でのストリンガー

MONOヒストリー
06 /02 2017
石鯛釣りに欠かせない道具のひとつにストリンガーがあります。

釣り上げた獲物をストリンガーに繋いで海に投入するときの

達成感というか充実感は何ともいえませんね。

ストリンガーには様々なタイプがありますが、現在の主流はチェーン式。

ステンレスのチェーンを使えば錆びる心配もいらず、重量があるため

ストリンガーが真っ直ぐ海中で立ち、石鯛が元気に泳いでくれます。

しかし、チェーン式にも欠点はあります。

ひとつはブランチを接続したときに、チェーンに絡まることがたまにあり、

とくに波気があるときや、たくさん釣れてストリンガーにまるで鯉のぼりみたいに

掛けるとこの現象は起きるようです。

また、チェーン式は最低でもチェーンの長さ+海中に沈めるロープの長さ

つまり海中に沈む分の水深がなければならず、浅い場所や

足元にハエ根が張り出したところでは使えません

ストリンガー1

上のイラストはチェーン式を表したものです。

水深が乏しい釣り場ではチェーンが海底に着き、石鯛が思うように泳げません。


いっぽう、今回、Mr.Ishidaiがリリースした新型の「ストリンガー5」は

ストリンガー2

石鯛がワイヤーを引っ張って深いところへ行くので

少々浅くても大丈夫です。

石鯛TV「男女群島で石鯛釣りまくり!の巻」では、男島の黒崎で

ストリンガー5を使って5枚を泳がせているシーンがありますが

あそこは足元が浅く、これまでチェーン式のストリンガーでは

使い物になりませんでした。

1_201706021445329f7.jpg


ところが、今回は最干潮のときでもご覧のように

石鯛が勝手に深い場所を求めて泳ぎ、納竿まで元気いっぱいでした。

2_201706021448175c7.jpg

接続に建築用のスリーブを用いた強力で軽量なストリンガー5。

「オレは5枚しか釣らない!」という方には超おすすめです!

6枚以上釣る方はストリンガーを2つ出しましょう(笑)


禁断の仕掛け?

MONOヒストリー
09 /12 2016
いよいよイシダイが釣れ始めましたね。
宗像沖ノ島と平戸宮ノ浦からさっそく釣果便りが寄せられました。

Mr.Ishidaiでは、思い切り秋磯を楽しんでいただこうと
ついにハリス仕掛け「がっちり仕掛け」をリリースしました。

gs-4.jpg


昔は「ハリを結べないとイシダイ釣り師じゃない!」ってよくいわれましたが
忙しい現代人にとってはそうも言っておれません。
とくに急に釣行が決まったときなどは
慌ててへんてこりんな仕掛けを作るより
信頼のおける仕掛けを購入する方が安心できるというものです。

ただ、市販の仕掛けはどれもハリスが30㎝以上と長く、
中遠投釣りに最適な20㎝は見当たりません。
仮に30㎝のものをカットして20㎝にしようとしても
10㎝ではハリを結ぶ長さが足りなくなり、17㎝とか15㎝とか
今度は短すぎとなるケースもあります。

また、首振りの輪っかが大きすぎるものが多いようで
これでは、ハリをイシダイがくわえたときに動きが大きくなり
結果としてハリ先が地獄(カンヌキ)を捉えにくくなります。

Mr.Ishidaiのがっちり仕掛けは
それを踏まえて首振りを理想の大きさに調整。
地獄をがっちりを捉えます

首振り

もちろんワイヤーは2重に通して締めているのでスレにも強く、
よほどのことがない限り首振り部分から切れることはありません。

でも本当のことをいうと、この仕掛けは発売したくありませんでした。
それは・・・よく釣れるからです(;'∀')
その理由はいくつかありますが
ハリスが短いのでイシダイに抵抗感を与え
これが刺激となってエサへの執着度が増し、
我先に!とエサをくわえて反転するのです。

反対に長いハリスはエサにアタックしても
抵抗感が少ないため、ゆっくりとエサをついばみ
結局は走らずじまい・・・というケースがあるようです。

都市伝説じゃありませんが
“信じる信じないはアナタ次第”ですけど(笑)

ともあれ、釣りたい方にはおすすめです!





ツインブランチの追加

MONOヒストリー
06 /06 2016
またまたツインブランチについて書かせていただきます。
どうも、前回の説明では伝わらなかった部分があるかと思い
そんじゃ、実戦で写真を撮ってこようと、宗像沖ノ島へ行ってきました。

しかし、予想外の大うねりで午前中は撃沈。
午後からなんとかまともに竿出しができ、かろうじて1枚キャッチしたので
無事に撮影することができました。

では、まずイシダイを釣り上げ、ストリンガーワイヤーを通したところです。

IMGP1634.jpg

ここまでは当たり前の光景ですね。
続いてツインブランチをワイヤーに掛けたところです。

IMGP1638.jpg

これでイシダイが暴れてもエラからワイヤーが抜けることはありません!
そして仕上げはツインブランチをチェーンにガチッ!と

IMGP1641.jpg

あとは、海につけておしまい!
安全かつ確実にイシダイをキープできます。

余談ながら、今回使用したストリンガーは新ブランド「石鯛JAPAN」から
発売予定の「グレイトストリンガー」です。
gre-st_bana.jpg

近日リリース予定です!


ツインブランチの話

MONOヒストリー
06 /02 2016
こんにちは!
6月1日、新しく「ツインブランチ」を発売しました。

w-branch1.jpg

ブランチの中=(正確にはφ2.6)と、小=(φ2.0)をくっつけただけという
至ってシンプルなストリンガーパーツなのですが
実は、これが完成するまでになんと3年以上もかかってしまいました。

では、本日はその開発秘話を。

ちょっと説明が難しくて、わかる方はわかると思いますが
そうでない方はチンプンカンプンかも???

チェーン式のストリンガーは、Mr.Ishidaiが推奨している方法は
釣り上げたイシダイにストリンガーワイヤーを通したら
あらかじめブランチに取り付けているキーパーリングに接続し
その後でブランチをチェーンに掛ける、というスタイルです。
キーパーリング-3
↑これがキーパーリングを使った接続です

P1060008.jpg
↑実際に使っているところです

キーパーリング以外ではNEWレッドストリンガー用の「ロープブランチ」もあります。
こちらはφ6のロープをブランチに編み込み、ロープにストリンガーワイヤーを
通して“殺し”を入れ、やはりブランチをチェーンに掛けて使います。

red-4.jpg
↑ロープブランチです。大型でも逃げないと定評があります。

そして今年、ブランチはイシダイが逃げやすい!という問題に
取り組んで完成させたのが「ブランチストッパー」。
くるくる回すだけでブランチをロックさせることができ
今までのようにイシダイがブランチから外れる、ということがなくなりました。

Bストッパー1
↑ブランチストッパーを取り付けた写真です。コイル式なので簡単にロックできます

と、ここまでついてきてますかあ?
いろんなストリンガーパーツが出てきてややこしいと思いますが
もう少しお付き合いくださいね!

さて、ブランチストッパーはスグレモノなのですが、これだとチェーンに
どうやって接続するか?という問題が出てきます。
チェーンを使わずにロープのみだと、ブランチの反対側のスイベル部分を
ロープに通せば使えないことはありませんが、使い勝手は悪くなります。

そこで最初からブランチがセットされたタイプが考えられます。
Mr.Ishidaiも最近まで「ストリンガーポーション」というタイプを出していました。

STポーション-1
↑ロープの下部にリングを付け、ブランチを3本通して溶接したポーションです

これと似たようなもので、あらかじめチェーンにブランチが取り付けられているタイプも
発売を考えましたが、実は・・・この手にはある弱点があることに気づきました。
たぶん実際に使ったことがある人は「ははん!」と気づかれていると思いますが
このタイプのストリンガーは最初の1枚はOKなのですが
2枚目以降を掛けるとき、かなり気を付けないとイシダイを逃がしてしまうことがあるのです。

というのも、2枚目以降の場合、すでに海中に活かしているイシダイを一度磯に上げ、
空いているブランチにワイヤーを掛けるわけですが
その際に釣り上げたばかりのイシダイを、ロープをたぐっている最中
どこかに置いておくか、片手にストリンガーワイヤーを持ち、
もう片方の手でロープをたぐって海中のストリンガーを引き上げなくてはなりません。

しかし、足場が悪い磯だったり、釣り座から離れたところにストリンガーを
吊るしておいた場合、ちょっとしたミスから釣り上げたばかりのイシダイを
落としてしまうことがあるのです。

_MG_5750.jpg
↑釣り上げてストリンガーワイヤーを通すまではいいが、ブランチ本体がチェーンやリングに
接続されていると、このままの状態でロープを海中から引き上げなければならない。
ちょっとバタバタすると、はい!さよなら・・・となりかねない危険な状況


いいですか?!

どんなときでも釣り上げたイシダイにストリンガーワイヤーを通しただけではダメなのです。
そのすぐ後に、逃げないようにブランチで固定する必要があるのです。

つまり、チューンやリングにブランチを取り付けておくタイプより
先にワイヤーとブランチでロックさせ、それからチェーンに掛けると
安全度は確実にアップします。

もし足場の悪い磯であれば、イシダイの口に先にはブランチがあるので
そこを足で踏んでおけば、両手でロープをたぐり寄せられます。
また、ロープを結んでいるハーケンに、一時的にイシダイを接続したブランチを掛け
同じように両手でロープをたぐり上げるとこもできます。

これらのことを踏まえて作ったのが今回のツインブランチです。
ストリンガーワイヤーと一緒に救命具のポケットに入れておき、
イシダイが釣れたらワイヤーを通し、ツインブランチに接続。
あとはロープのチェーンの部分に、片方のブランチを掛けるだけ。
2枚目、3枚目、5枚、10枚(さすがにオーバーですね)・・・と
どれだけイシダイが釣れてもスムーズにキープできます。

以上、ツインブランチについてのうんちくでした!



Mr.Ishidai

Mr.Ishidai